竹内謙礼の「ボカンと売れるネット通販講座」 -7ページ目
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売れてる店舗を真似る『落とし穴』

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竹内謙礼 様


こんにちは。
『いろは』の竹内です!

さて、よくネット通販の勉強会での名言で、
「売れている店舗を真似しましょう!」
って言われたことありませんか?
確かにノウハウがまだ確定していな業界だけあって、
現状では売れている店舗を真似るのが一番の近道。
私もネット店舗をオープンした当初は、
いろいろと売れている店舗様を参考にさせて頂きました。

でもでも。

最近、コンサルティングという職業を始めて、
外から客観的にネット通販というのを見させていただき、

「本当に真似しちゃっていいのかしら?」

と、思うようになりました。
実は、この「真似る」という行為に、
大きな落とし穴があるのかも……。

今回は、そんな「落とし穴」についてのお話です。

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    「真似る」が通用しなくなってきました
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

最初に言っておきますが、
「真似る」のが悪いとは言いいません。
同じジャンルで売れている店舗さんを参考にして、
「ああ、こうやって売っているんだぁ」
と、参考にするのは、ぜんぜん構いません。
むしろ、いいことです。前向きな店長さんですよね。

でも。

「成功店舗の売り方」=「売れるやり方」

ではないんです。分かります?

同じようなメルマガの内容、
同じような商品写真、
同じようなキャッチコピー、
同じような価格。

なのに、ぜーんぜん、売れない。

なぜか?
答えは簡単。

「持っているお客が違う」

コレなんです。
持っているアドレス数が違いますよね?
そのお店と使っている広告費が違いますよね?
そしてナニより、


『オープン時期』が違いますよね。


ネット通販、特に『楽天市場』の場合なんですけど、
「先駆者利益」って、とっても重要なんです。
まだ楽天が始まった当初、新規のお客様がウヨウヨ回遊している頃に、
そこのお店のファンになってしまったお客様は、
浮気もせずに、ずっとそのお店のファンでいてくれています。

ある程度、売り方が単純でも、
ある程度、キャッチコピーが怠慢でも、
ある程度、マンネリ化していても、
ある程度、写真が雑でも、

それが「安心感」みたいな居心地の良さがあって、
初期の頃のお客様というのは、ずっとその店のファンでいてくれます。
いわゆる「老舗」の強さってヤツですよね。

それに比べて、今は厳しい時代になりました。
メルマガが大量配信されて、
お客様は『お店』のファンになるのではなく、

『価格』のファンだったり、
『お試しセット』のファンだったり、
『プレゼント応募』のファンだったり、

だんだん良質客を獲得するのが大変な時代になってしまったのです。

もう少し分かりやすく言うと、
ブラックバス釣りみたいなもんですかね?
ちょっと長い例え話ですが……。


山奥に人があまり立ち寄らない小さな池がありました。
最初は半信半疑でルアーを投げ込んでみたのですが、
腰を抜かすほどブラックバスがバンバン釣れるではありませんか!

で、大漁大漁の毎日だったのですが、
ウワサを聞きつけた釣り人がどんどん増えていって、
今じゃ池の中はキャッチ&リリースされたブラックバスばかり。
いくら、高価なルアーを使っても、
いくら、釣り雑誌でみた巧妙な仕掛けを使っても、
釣れなくなってしまいました。
ブラックバスも何度も釣られて、
痛い思いをして学習していったわけです。

で、とある新人の釣り人が、ぜんぜん釣れなくて悩んでいると、
そのの池で昔からブラックバス釣りをしている
釣り名人が通りかかりました。

「名人、この池、ぜんぜん釣れないんですが」
「それはお気の毒に」
「名人の釣り方を教えていただけませんか?」
「良かろう、ついてきなさい」

そう言って、連れて行かれたところが、
この池のすぐ横にある、名人の作った『生簀(いけす)』。
そこに名人が竿をたらすと、
そりゃ、もうユメのようにバンバン釣れる!

「どうだ! スゴイ釣れるだろ!」
「素晴らしい!」
「では、君もやってみなさい!」
「はい!」

その生簀に竿を垂らすと、もう面白いように釣れる釣れる!
で、さんざん楽しんだあと、
いざ池に戻って、名人と同じ釣り方、同じ仕掛けで釣ろうと思ったら、


ぜんぜん釣れない……。


『売り方』や『ノウハウ』や『努力』の違いもあると思いますが、
「老舗」と「オープン1年目の店舗」では、
『違う池で釣っている』ぐらいの差はあると思います。
それなのに、一生懸命、同じ釣り方をしようとする訳ですから、
釣れるわけがありません。


「じゃあ、売れない俺達はどうすりゃいいのさ」


そう思いますよね。
でも、実はこれも答えは簡単なんです。

違う釣り方をすればいいんです。

釣れないのならば、釣れる方法を考えましょう。
オーソドックスな方法でもいいし、
かなりアクロバットな方法でも構いません。
その池の、そこのブラックバスを釣る方法はいくらでもあります。

別にルアーで1本釣りをしなさい、なんて誰も言っていませんよ。

ルアーじゃなくて、生きたエビをエサにしてもいいし、
ボートに乗って、大きな網を使って捕まえてもいいし、
池の中の水を全部抜いて、手づかみで捕まえてもいいし、

名人と同じ釣り方をいつまでもしていたら、
賢くなったブラックバスを大量に釣り上げることはできません。
その店舗にあった、その店舗だけの、
その店舗のオリジナルの強力な売り方を見つけないと、
生き残りが厳しいのが、今のこのネット業界なのです。

売れる店舗の、売れるやり方を「真似る」のではなく、
売れるやり方を「参考」にして、
それを工夫して自分のモノにする努力が、
やっぱり必要なんですよね。←(これ、今日の重要ポイント)

だんだん売上の反応が悪くなってきている昨今、
アナタは、オリジナルの釣り方を見つけていますか?
時間はそんなにないですよ。
ブラックバスと同じで、


黙っていても釣れる池なんて、もうほとんどないのですから……。


____________________________________________________________
            編集後記
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

以上を持ちまして、今回のメルマガはオシマイ!

またまた最後にフォローする訳じゃありませんが、
売れているお店が、全て『先駆者利益』に頼っている訳じゃありませんよ!
名人のスゴイところは、


その『生簀』の魚が増えているところなんです。


どんなに釣れなくなった池からでも、
魚をしっかり捕まえてきて、
しっかり『生簀』で飼っているんですよね。
しかも、その生簀で養殖なんか始めちゃって、
どんどん数を増やしちゃって。
で、その増やしたテクニックを聞いてみると、
なるほど、「真似」するだけでは習得できるようなものじゃないですよね。
あっぱれです。

その『マル秘』の漁法に関しては、また次の機会にでも……。


それでは!


いろはにほへと!


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検索対策の大事なこと

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竹内謙礼 様


こんにちは。
『いろは』の竹内です!

さてさて。
学生の頃、クラスに一人ぐらいは、
いくら勉強やっても成績が上がらない子っていませんでした?

一生懸命勉強やってもダメ。
たくさん参考書を買ってもダメ。
学習塾に行ってもダメ。

まぁ、全部、私に当てはまるんですけどね(笑)。

私、学校の勉強はホント、ダメでした。
あ、勉強はしっかりやってましたよ。それなりに。
でも、成績は上がらない。
なんでかなぁ~と最近思い出しているんですけど、
仕事をするようになって、ようやくその原因に気が付きました。

原因は2つ。

1・要領が悪い。
2・勉強した気になっている。

コレ、実はネット通販にも言えることなんです。

今日はそんな要領が悪かった私が、
『検索対策』について話をさせていただきます。

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       検索対策の一番大事なこと
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

突然ですが、
ネット通販の店舗運営の勉強会に行くと、
やったら「検索対策」に詳しい人っていませんか?
もう感心しちゃいますよね。
「よくそこまで調べた! エライ!」って感じです。


どこぞのポータルサイトはナントカっていう検索ロボットを使っているとか、
何ヶ月おきに検索順位の周期が変わっているとか、
上位に掲載されるにはこんな裏技があるとか……。


でもでも。話をよーく聞いてみると、
検索でお客様にひっかかる商材じゃないのに、
一生懸命「検索対策」している人って多いんですよね。

あ、もちろん語弊がないよう言っておきますけど、
「検索対策は儲からない」と言っているわけではありませんよ。
検索対策は立派な戦略だし、検索対策をしっかりやっていて、
ガンガンに儲かっている店舗さんもたくさんいます。

でも、検索対策で売れている店舗って、
当たり前のことを言っちゃうかもしれませんが、


「検索商材」なんです。


お客様が「検索」して買うものであって、
提案されて「買わせる」ものではありません(例外もありますけど)。

例えば「低反発マクラ」。

こちらの業界の人たちは、ホントに検索対策をしっかりやっています。
もう、メルマガなんて二の次。
理論もしっかりしているし、気合も違います。ちゃんと売れているし。

しかし、これって、「低反発マクラ」という商材だから、
検索対策が生きている訳であって、
「低反発マクラ」をメルマガでガンガン流しても、
1週間に3個もマクラを買ってくれるような、
そんなアグレッシブなお客様とは、そう出会うことはありません。

どちらかというと、
「低反発マクラが欲しいけど、どこかで売ってるかなぁ」
と、お客様から寄ってくる商材です。
いわゆる「商材が客を連れてくる」モノですね。
そういう商材は検索で引っかかりやすそうにしていないとダメだし、
検索で上位に出てなきゃダメだし、
検索に力を入れなきゃ、購入客を拾えないんです。


それなのに!


「ワカメ」という単語で、
一所懸命検索エンジンロボットの対策をしていたり、
「ベッド」だというのに、毎日メルマガを配信していたり、
そんな成績の上がらない勉強方法を一生懸命やっていたら、
いつまでたっても売上は上がりません。

だって、考えてみてください。
「ワカメが買いたいなぁ」と思って、
パソコンの前に座って検索で「ワカメ」を引く人が、
日本にどれだけいると思います?
ワカメが必要に迫れている時って、おそらく夕飯前だし、
それならば、近所のスーパーで買ってしまいます。

それでも、「ワカメ」を検索でかける人がいるとすれば、

かなりの「ワカメ」が好きな人か、
テレビでみのもんたが「奥さん! ワカメです!」と言ったか、
もしくは、サザエさんの「ワカメ」が大好きな人か、
どちらにせよ、ニッチマーケットな戦略になってしまいます。


それに、いくら「検索対策」をしっかりやって、万全を期したとしても、
商品ページがダメだったら、当たり前だけど買ってくれません。
なんたって検索で入ってきた「飛び込み客」に買わせるわけですからね。
それなりの「戦略」はページの中に必要です。
いくら検索対策に詳しくても、
商品ページがダメだったら、当たり前だけど、売れないんです。

みなさんも、もう一度自分の店舗の商材が、
「メルマガ」で売っていくのか、
「検索」で売っていくのか、よーく考えてみてくださいね。
お客の立場になったらよく分かりますから。
そしたら、おのずと「店舗の戦略」の最短距離というのが、
見えてくると思いますよ!

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            編集後記
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

3回目のメルマガ、いかがでしたでしょうか?

「検索対策」って、ある意味、怖いものがありますよね。
ノウハウが複雑だから、その情報を得た時に、
すんごく勉強した気になっちゃうので、
なんとなくエラクなったような気になってしまいます。
でも、大切なのは、その情報を得たことではなく、
その情報を使って「売る」ことだということを忘れないでください。
店舗運営のノウハウ自慢話は、
ポケモンのカードを集めて自慢している小学生と同じですから。

あと、補足で言わせていただくと、
だいたい売れている店舗さんっていうのは、

「検索」でも「メルマガ」でも、
両方でちゃんと売上を出しています。
その力の入れ具合の比率がとってもバランスよく、
やっぱり「要領がいい」ですよね。

某売れっ子の店長さんが言ってた言葉で、



「一番効果的な検索対策は、検索にひっかかる商材を集めること」



この言葉の意味が分かって、商売にすぐに反映できる人は、
おそらく商売センスがある人ですよ。


そんな含みを残しながら、
今日はこのへんで!


いろはにほへと!


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ハートに届け! それいけキャッチコピー!

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竹内謙礼


こんにちは。
『いろは』の竹内です!

まだ『成田ゆめ牧場の竹内です』と紹介したほうが、
しっくりくるところはあるのですが、
私、6年間勤めました成田ゆめ牧場を退社し、
新しくコンサルタント会社を起業することになりました。
私が培った実店舗、及びネット通販での販売企画ノウハウを、
メールマガジンを使って、みなさんにお伝えできればと思います。
どうか末永くお付き合いいただければ幸いです。

で、

本当にツマラナイ話からスタートしてしまいますが、
私の作った会社の名前は「有限会社いろは」といいます。

「いろは」

平仮名で「いろは」です。
一応、名目上はコンサルタントらしく、
「ネット通販、商品企画の『イロハ』を教えます!」
とか偉そうに言っていますが、実際の理由はとっても単純で、



領収書を書いてもらう時にラクな会社名だから。



「領収書の宛名は?」
「平仮名で『いろは』でお願いします」

これでOK。
たぶん、スムーズに領収書が切れると思います。

でも、反対に難しい会社名だと、
レジで領収書をもらう時に困ることありませんか?

「領収書お願いします」
「宛名は?」
「成田ゆめ牧場でお願いします?」
「は? ナリタ?ウメ牧場?」
「いえ、ウメじゃありません。ユメです!」
「ユメ? ウメではないんですね」
「ええ、ウシのいる牧場ですから」
「なるほど、成田ウシ牧場ですね」
「だから、『ユメ』って言ってるじゃないですか!」

これ、よくある話なんです。
しかも、話がこじれた時に限って、
『牧場』って漢字が『牧所』とか書かれちゃって、
どーでもいいことなのに、書き直されたりして……。
だから、自分の会社名は、
『思い入れ』よりも『実用性』を優先しました。
やっぱり、会社名も『キャッチコピー』なんですよね。
インパクトがあって実用性がなきゃ、
私は納得がいかない主義なんです。

と、いうわけで、
今回は、そんな『キャッチコピー』についてのお話です。

_____________________________________________________________
     優先するのは『ハートに伝えること!』
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

ネット通販の企画名を見ると、
いろいろな企画名がありますよね。

「在庫処分! 春物大セール」
「店長イチオシのオススメ商品」
「大量100個オークション開催」

私もよくつけていた企画名タイトルなので、
あんまりケチはつけられないのですが、
これじゃあ、伝わりませんよね。

「おいおい、ちゃんと伝わっているじゃないか」

そう思われた方!
ちょっと待ってください!
おっしゃる通り、確かに「在庫処分! 春物大セール」で事実は伝わってます。

『春物の在庫を、処分するための大セール』

事実は伝えていますよね?
でも、これではお客様の『ハート』には伝わらないんです!
事実を『報告しているだけ』ではダメなんですね。


わかります?
もうちょっと例を出して言うとですね……。


例えば「新聞」。
この「新聞」というマスメディアは、情報を伝えるだけの媒体ですから、
原稿には『事実』しか書かれていません。

「小泉総理大臣がブッシュ大統領と食事をした」

いわゆる、この「事実」しか伝えてません。
別にこれ以上、過大表現する必要もないし、
読んでいる人もこれ以上、興味もありません。
だから、この「事実」を伝えるだけで十分なのです。
でも、ネット通販、つまり『お金をお客様からもらう』商売の場合、
事実を伝えるだけでは、お客様は満足してくれないんです。
とっても臭い言い方ですが、


もっとハートに届く言葉を使わなきゃダメなんです!


先ほど、新聞を例に出しましたが、
ネット通販は『雑誌』に例えるととても分かりやすいです。
新聞は毎月お金をまとまって払えば、
家のポストへ自動的に届くマスコミ媒体ですが、
「雑誌」はわざわざ本屋さんに足を運ばなきゃ買えません。
さらにレジで財布を開けて、お金を払わなきゃ買えません。
まぁ、アマゾンとか楽天でも雑誌を買える時代にはなりましたが、
それでもわざわざお金を出して情報を買うという行為は、
とてもとても勇気がいることです。

表紙の写真がよかったり、
記事のタイトル名にインパクトがあったり、
本の題名に心が動かされたり、

つまり、それだけハートに届くキャッチコピーがないと、
わざわざお金を出して「雑誌」は買ってくれないわけです。

女性誌のゴシップ記事のキャッチコピーって、凄く読みたくなってきますよね?
スポーツ新聞の見出しって、とても読みたくなってきますよね?
電車のつり革広告を見ただけで、週刊誌って買ってしまいませんか?
必要なのは『事実を報告するキャッチコピー』ではなくて、
『ハートに伝えるキャッチコピー』なんです。


「でも、どうやってハートに伝えればいいのさ?」


ですよねぇ~。
これに悩んでいるから、
忙しいのに、こんなに長いメルマガ読んでいるんですよね(笑)。


ハートに届くキャッチコピーの作り方を、
体育会系的な表現を使わせていただければ、



「もっと頭を使いなさい」



突き放す言い方ですが、
頭も使わないでお金儲けができるほど、日本の景気はよくありません。
で、もうちょっとバカっぽく言わせて頂ければ、


「もっと『魂』を込めなさい」


まぁこれにつきますよね。「魂」。
「売れろ!」って真剣に思って考えたキャッチコピーって、
やっぱり売れるんですよ。ホントに。

でも、創刊号のメールマガジンから、
こんな「魂」とか「頭を使え」とか抽象的なことを言っていると、
頭の悪いコンサルタントだと思われてしまいますので、
もうちょっと具体的な攻略法を教えますね。

まず。

最初は土台から作ります。
これは『事実を報告するキャッチコピー』で構いません。
先ほどの例を使わせていただくと、

「在庫処分! 春物大セール」

まずはコレを作ります。誰でも作れますよね?
で、今度はこのキャッチコピーに肉付けしたり、
削除していったりしていきます。
どんな言葉をつけていくのがベストかと言うと、
やはり「イメージさせる言葉」をつけるのが一番です。
お客様にキャッチコピーを『脳』で判断させる前に、
『ハート』で判断させてあげるように作り直すのです。

具体的な『作り直し方』なんですが、
単語を分解して、言葉をそれぞれ置き換えてみると、
結構、いいキャッチコピーが浮かぶことがあります。
ちなみにこの手法は、私が編集者時代に先輩から教わりました。

「在庫処分!」→倉庫の中身を全部吐き出します!
「春物」→まだ使えるハンパもの
「大セール」→ドーンと売っちゃいます!

こんな感じですよね。
で、これを組み合わせると、

「倉庫の中身全部吐き出します!
 まだ使えるハンパものドーンと売っちゃいます!」

だいぶ生き生きしてきました。
でも、ちょっと長いです。
言葉を短くすると、キャッチコピーは伝わりやすくなります。
この『短くする』ことを皆さん、あんまりやりたがりませんよね~。
まぁ、長いキャッチのほうが検索に引っかかりやすいとは言いますが、
まずは目の前にいる客を確保するほうを優先しましょう。

言葉をくっつけたり、離したり、
時にはひっくり返したりして、
できあがったのがコチラ!


『倉庫の中のハンパモノ! 全部吐き出します!』


こんなのでいかがでしょう?
「倉庫」という言葉で、「直売!」「工場直送!」のイメージがわきます。
「ハンパモノ」という言葉で、掘り出しモノがあるんじゃないかという、
ワクワク感が出てきますよね。
ちなみに「春物」という言葉は削除しました。
「春物」という言葉を入れて、いろいろキャッチを作ってみたのですが、
キャッチコピーのテンポが悪くなってしまったので、削除してしまいました。
大事なのは事実を報告することではありません。
「ハート」に伝えることです。キャッチはテンポを優先しましょう。
で、「大セール」を「全部吐き出します」に置き換えてできあがり!
ちょっと意味不明のキャッチコピーになりそうな感じでしたが、
『倉庫』を擬人化したことにより、
このセールに「魂」が入りましたよね。


こんな要領で、最初に紹介した、
残り二つのキャッチコピーも作り直してみました。

=========================

「店長イチオシのオススメ商品」
→『この商品が売れなかったら、店長辞めます!」

「大量100個オークション開催」
→『100個全部出します! お好きな値段で買ってください!」

=========================

こんな感じです。
ここまでくると、一語、一語を「置き換える」とかの問題じゃないですよね(笑)。
まるで別物。
でも、基本的にはさっきの手順通りに構築したキャッチコピーではあります。
やっぱりいいキャッチコピーを早いスピードでひらめくようになるには、
数をこなさないとダメですよね。何事も訓練です。

そんな苦労をたくさんして、
「頭」もたくさん使って、
「魂」もいっぱい込めたキャッチコピーって、


やっぱり、不思議と売れるんですよねぇ~。


そんな訳で、
みなさんも、『事実を伝えるだけのキャッチコピー』はやめて、
『ハートに届くキャッチコピー』を作ってくださいね。

ちなみに……。

健康食品屋さんのメルマガのキャッチコピーって、
結構参考になりますので、ジャンルを問わず購読をオススメします。
あのメルマガの中には、「売ろう!」という魂が
いーーーーーーっぱい詰まっていますから。

あとあと!
プロのキャッチコピーを手っ取り早く参考にしたい人は、
『週刊文春』『週刊新潮』の週刊誌の記事のキャッチタイトルを、
じっくり研究するのが一番いいと思います。
信じてくれない人が多いんですけど、あれって、とても参考になりますよ。
よく考えられていて、計算されたキャッチコピーがずらずら並んでいます。
で、ずーーーっと研究してみると、やっぱりお客さんのハートに刺さる、
『法則』っていうのがあることが分かるんです!


その「法則」とは!


機会がありましたら、
このメールマガジンで紹介しますね!


みなさんも、頑張って感動の名キャッチコピーを生み出してくださいね!


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            編集後記
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第一回目のメールマガジンはいかがでしたか?

「そんなの知ってるよ」

という声が聞こえてきそうでしたが、
とりあえず、自分の『得意分野』でもある、
キャッチコピーの話からさせていただきました。
ちょっと緊張してしまって、堅苦しい内容になってしまいましたが、
次はもっともっと役に立つノウハウをお届けしたいと思います!


それでは!


最後の挨拶の「ボカン」は前職の専売特許でもありますので、
このメルマガの最後の挨拶はこれで!


いろは!


で、いいのかなぁ~?


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 文章は短く! 短く! しつこく短く!

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竹内謙礼 様


こんにちは。
『いろは』の竹内です!

さて、先日。
突然、ネット通販関連の本が読みたい衝動に駆られてしまい、
アマゾンで大量に書籍を買ってしまいました!
ええ、事業を始めたばかりだというのに、いきなりの散財です。
でも、コンサルタント業をする上で、知識吸収は大事なお仕事。
10冊ぐらいをいっきに読み漁りました。

でね。

ちょっと有名なコンサルタントさんの本を読ませてもらったんですが、
これがかなりショッキングな内容でした。
脳天をトンカチでガツンとやられた感じです。
ナニが『ガツン』とショックだったのかというと、


文章の誤字があまりにも多い。


ええ、かなりヒドイ本でした。
『てにをは』の接続詞はデタラメだし、主語、述語はいいかげんだし、
そのためにナニが言いたいのか分からないし……。

あ、言っておきますけど、
そのコンサルタントにケチをつけている訳じゃありませんよ。
文句を言いたいのは、その本を出版した編集者。
元々、私も同業者だったので、あんまり強く言える立場じゃございませんが、
とにかく編集レベルの低い本でした。
だって、致命的だと思いませんか?
そんな誤字の多い本を書いたコンサルタントに、
「メルマガの書き方」なんて教わりたくないですよね。

やっぱり『プロ』なんだから、ちゃんとした本を作らないと。
今日はそんな『プロ』と『素人』のモノカキの違いについて、
ちょっとお話させて頂きます。

_____________________________________________________________
      文章は短く! 短く! しつこく短く!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

私が編集者時代に、
初めて『メールマガジン』というのを見たときに、
ものすごい感動したことがありました。


それは、文字数制限がないことです!


いやぁ~、これは衝撃的でした。
好きなだけ書いていいし、好きなだけ削ってもいい。
まさにモノカキの天国!

実際、「雑誌」という媒体は、よほどのことがない限り、
文字数が先に決められます(その編集部のスタイルにもよりますが)。
その文字数とうのは、タイトルや写真の大きさのレイアウトで決められて、
一番そのページの「カッコいいデザイン」の文字数で、
文章を書いていくことになります。


「じゃあ、今回は18字×200行で書いてね」


いきなり編集長に言われるんですよね。
で、一所懸命18字×200行で書くんですが、
これがなかなか新人には書けない。
1週間ぐらいのアメリカ紀行を
18字×50行でまとめたり、
3分しか乗っていないクルマのインプレッションを、
16字×1000行で書かされたり、
まぁそれなりにデタラメな厳しさがありました。

だから、初めてメールマガジンを見たときは、
「あー、なんて書きやすそうなフォーマットなんだろう」と、
ワクワクしたものです。
でもでも。
これが「メールマガジン」というメディアの質を落とした、
一番の原因だったんですね。



よく「素人が書いているからメールマガジンは面白くないんだ」と言いますが、
プロが書いても、案外メールマガジンに書くと面白くなくなってしまいます。
その原因を、私なりに考えたんですけど、


「文字数制限ナシ」というアナーキーな文章法則のせいだと思います。


ダラダラ書いても誰も文句を言われないし、
行間を適当に空けても読めるし、
表現しにくいことがあったら、絵文字で感情を伝えることができるし。
つまり、文章力がなくても、
適当にごまかすクセがついちゃうんです。

反面、雑誌や本の文章は違います。
限られた文章量の中で、いかに人に伝えられるかというところが、
ポイントになっていきます。
もうプロのライターさんなんて必死ですよ~。
文章って、人に伝えようと思ったら、長くなってしまうものですからね。
私の知り合いのライターさんなんて、
1回書いた文章を3分の1ぐらいまで減らすそうです。

でも、そうやって減らして、減らして、
シェイプアップした文章というのは、
とても無駄がなくて、スピーディなテンポになっていて、
読みやすいものになっています。
また、『人に伝えよう』という意思のもとに書かれているから、
文章全体の構成も上手にまとまっています。
だから、とっても分かりやすい。

例えるなら、
素人のメルマガの文章というのは、贅肉だらけのブヨブヨの人間で、
プロのライターが書いた文章というのは、
減量ギリギリまで削った、プロボクサーの肉体みたいな感じですね。
まさに肉体美。

以前、楽天市場の店長さん達と、
合宿形式のメルマガの書き方講座を開催したことがあったのですが、
やっぱり、みなさん文章に贅肉が多いですね。
あと、人に文章の書き方を教わったことがないので、
日本語の基本がぜんぜんなっていませんでした。

「こんな文章で人にモノを伝えることができるのかー!」
「自己満足の文章なんか書いているんじゃないー!」
「頭の悪さが文章ににじみ出てるぞー!」

もう、遠慮なしに指導したせいか、
合宿終了後には、かなりメルマガのクオリティはあがりました。
まぁ、そんなに難しいテクニックではありませんからね。
誰でもちょっと教えれば、人並みの文章って書けるようになります。

とにかく文章の無駄な贅肉はとってください。
表現する必要のないものを、あえてダラダラと紹介するぐらいだったら、
いっそのこと、書かないほうがマシです。

「いまいち、コツが分からないなぁ~」

という方、いらっしゃいます?
では、手っ取り早く、サンプルを出して説明します。

まずは、この行から25行戻ってください。
ええ、数えて。行間も合わせて25行です。


> 以前、楽天市場の店長さん達と、
> 合宿形式のメルマガの書き方講座を開催したことがあったのですが、
> やっぱり、みなさん文章に贅肉が多いですね。
> あと、人に文章の書き方を教わったことがないので、
> 日本語の基本がぜんぜんなっていませんでした。
>
> 「こんな文章で人にモノを伝えることができるのかー!」
> 「自己満足の文章なんか書いているんじゃないー!」
> 「頭の悪さが文章ににじみ出てるぞー!」
>
> もう、遠慮なしに指導したせいか、
> 合宿終了後には、かなりメルマガのクオリティはあがりました。
> まぁ、そんなに難しいテクニックではありませんからね。
> 誰でもちょっと教えれば、人並みの文章って書けるようになります。


自分の文章を抜粋して、しかも添削するというのも、
とっても違和感があるんですが(笑)。
とりあえず、一番分かりやすいと思いますので、
勇気を出して、自分の文章を自分で添削してみます。

この文章、一見、とても読みやすい文章かもしれませんが、
とーーーっても贅肉が多いです。


で、ざっと減量してみました。
余計な接続詞をなくして、
会話文をコンパクトに。
読み手に必要ないと思われる文章ははぶきました。


そして校正し直したのがコレ。


=============================

以前、10人の店長を集めて、
メルマガの書き方指導をしたことがあるのですが、
みなさん文章にとっても贅肉が多いです。
人に文章指導を受けたことがないから日本語もヘタ。

「こんな文章で人に伝わると思うの?」
「自己満足の文章だね、これは」
「頭の悪い文章だねぇ~」

もうコテンパ。でも、その甲斐あってか、
簡単な指導で、みなさん文章力はあがりましたよ。
まぁ、そんなに難しいテクニックではありませんからね。

=============================

かなり短くなりましたよね。行数も2行ほど縮めました。
それでいて、最初の文章で伝えたいことは、
しっかり伝わっていると思います。
むしろ、こっちの文章のほうがスラスラ頭に入っていきませんか?

『合宿』があったことや、
『2泊3日』だったことや、
『人並みの文章』とかの表現は、

読み手にはまったく必要ないことなんです。
だから削除。書かなくてもいい。テンポが悪くなるから。
このフレーズで一番伝えなきゃいけないことは、

「文章指導をしたら、みんなすぐに上手になった」

というワンフレーズだけなんです。
その伝えたいポイントが分かっていないと、
ダラダラと説明をしちゃうんだと思います。

自分でメルマガやページの文章を書いていて、
こんな経験をしたことがありませんか?

●商品説明を読み返してみたら、意味が分からなかったり。
●一所懸命書いた文章なのに、ナニをウリにしたい企画なのか分からなかったり。
●一番売りたい商品が売れなかったり。

文章だけでなく、メルマガ全体のポイントを絞り込んで、
短く、短く、短く、文章を削って、
ストレートで相手に伝えないと、
いつまでたっても、「売れる」文章を書くことができません。
ダラダラと書き始めないで、ポイントを絞り込んでから、
必要最低限な言葉で書いていくクセをつけましょう。

ちなみに。

編集者時代、私は書きあがった文章は最低でも3回は読み直して、
シェイプアップします。で、誤字脱字は必ずチェックします。
そして時間に余裕があった時は、その文章をプリントアウトして、
机の中にしまって家に帰宅して、次の朝、一番でそれを読み直します。

もう「うっひゃー」っていうぐらい、
ヒドイ文章だということに気がつきますよ(笑)。
時間が経ってから読む自分の文章って、
客観的に見られるから、かなり勉強になります。


『いい文章はプロボクサーの肉体みたいだ』


この格言を頭に思い浮かべながら、
世界チャンピオンになる気持ちで、
メルマガをシェイプアップしてくださいね!

____________________________________________________________
            編集後記
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

2回目のメルマガの内容はいかがでしたか?
補足で一言だけ言わせていただければ、

「上手な文章」=「売れる文章」ではないということは、
頭の中に入れておいてください。

基本的には、メルマガなんて、販促ツールのひとつでしかありません。
店舗全体の商品力、企画力、戦略、広告費、
すべてのバランスが整ってから、
初めて威力を発揮するのが「メルマガ」なんです。

私も偉そうに「文章の書き方」を鼻にかけながら話していますが、
やっぱり、それが上手になったからって、
売上がボカーンと上がるものではないんです。
結構、売上が上がる一番の要素って、


運営者の「やる気」だったりするんですよね~。


で。
ここで営業トークをさせて頂きます!


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なかなか予算的にも不安なもの。まして、時間を作るのも大変だし、
ローカルエリアに住んでいる店舗運営者だったら、
交通費や宿泊費のほうが高くなってしまうことも……。

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毎回、書いたメルマガをプリントアウトして封書で送っていただき、
当方でしっかり添削して、ご返却します!
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当方が添削して『売れる』メールマガジンの指導をさせて頂きます!
まぁ、進研ゼミの「赤ペン先生」みたいなものです。

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忙しい店長さん向けの、ネット通販業界初の『通信教育講座』です。
当方もしっかり時間をかけて、じっくり取り組みたいと思いますので、
ぜひぜひ、よろしくお願いします!

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     ≪「ボカン」と売れるメルマガ通信添削講座≫

■期間 6月20日~7月20日(1ヶ月間・予定)
※初の試みなので、返信等で予定通り運営できない場合は、
臨機応変に延長したいと思います。

■定員 5名限定

■料金 オークション方式(5万円からスタート)
※料金は入札方式とさせて頂きます。
落札金額の高額な順から上位5名様を優先させて頂きます。
まだ相場が曖昧なため、市場調査も込めて、
オークション方式を採用したことをご理解いただければと思います。
なお、最低入札価格は5万円からのスタートとなります。
※入札方法は下記に記載しております。

■募集期間:6月7日~9日23:55

■発表:6月10日(予定)
※メールにて各個人にご連絡させて頂きます。

■内容 メールマガジンの添削

※メールマガジンは1ヶ月以内、8回まで添削可能。
 通常メルマガだけでなく、VIP、初めましてメルマガも指導します。

■詳細
まずはメールにて、店舗の売上データ、過去のメルマガ、
広告費、原価率等の『店舗戦闘能力』を教えていただきます。
また、自店舗のメールマガジンをどうしたいのか、
具体的な目標を教えていただきます。

その基本データを把握してから、
当方から8回分の添削用の専用封筒をお届けします。
毎回、メールマガジンを配信し終わりましたら、
プリントアウトして、専用の封筒に入れていただき
「いろは」の竹内宛にお送りください。

到着次第、赤字でメルマガを徹底添削させていただき、
訂正ポイント、修正ポイントを指導させていただきます。
添削でお伝えしきれない場合は、
メールや電話での指導をする場合もございますので、ご了承ください。
添削したのち、3~4日以内を目標にご返信します(地域によって差があります)。

■注意点
※通信添削期限を過ぎてからの添削はできません。
※HTMLのメールマガジン添削でも1回とカウントさせて頂きます。
※メールマガジンの代筆、執筆はいたしません。

■お申し込み
下記のフォーマットにご記載の上、【そのままご返信】ください。

=========キリトリ==================

  ≪「ボカン」と売れるメルマガ通信添削講座申し込み≫

店舗名:

お名前:

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入札価格(5万円スタート):

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う~ん、やっぱりこっちがいいかなぁ。

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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
■有限会社いろは
〒270-1505
千葉県印旛郡栄町竜角寺台5-25-5
(URL)http://www.catv296.ne.jp/~bokan/
(TEL)090-3575-2465
(E-mail)kenrei@catv296.ne.jp

「売れるメルマガ」と「面白いメルマガ」は違います。



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■■
■■       竹内謙礼の
■■       ボカンと売れるネット通販講座
■■      http://www.catv296.ne.jp/~bokan/
■■
━━━━━━━━━━━━━━━━ 2004/5/吉日(サンプル号)━


こんにちは。
「ボカンと売れるネット通販講座」の竹内です。

「ボカンと売れる? なんのこっちゃ?」

って、みなさん思われるかもしれませんが、
少なからず、私は「ボカン」と爆発するように、
ネット通販で商品を売ってきました。
いきなり自慢話で始まってお恥ずかしいのですが、
「成田ゆめ牧場」という店舗名で、
楽天市場のショップオブザイヤーを2年連続で受賞しています。
ええ、こんな偉そうなタイトルでメルマガを配信するぐらいですから、
当然のことながら『ネット通販経験者』です。

で、これから定期的に配信していくこのメールマガジンでは、
私が経験したネット通販のノウハウを、
できる限り分かりやすく、面白く、簡単に、
みなさんにお伝えしていければと思っています。

主なノウハウ内容は下記の通りです。

●メールマガジンの書き方
●商品企画の立て方
●商品開発
●ネット通販戦略
●企画広報活動
●スタッフ教育

まぁ、ざっとこんな感じです。
毎回ワンテーマだけに絞り込んで考察させていただき、
ネット通販関係者だけでなく、
メールマガジンを書きたい方、企業の企画広報担当のみなさんの、
お役に立ててれば幸いに思います。

さて。
自己紹介はここまでとして。
早速、今回のテーマをひとつあげさせていただき、
考察させていただければと思います!

今回のテーマはコチラ!

=========================

        【今日のテーマ】
「売れるメルマガ」と「面白いメルマガ」は違います。

=========================


よく、ネット通販運営者から、
「なかなか面白いメルマガが書けません」という悩みを聞きます。

確かにそうですよね。

ネット通販系で面白いメールマガジンって、あんまりないですよね。
私、雑誌の編集者を6年ほどやっていたせいか、
ちょこっと素人さんより文章の評価はウルサイほうなんです。
そのせいか、なかなか「面白い!」と思わせるメールマガジンって
出くわさないですよねぇ~。

でも、考えてみてください。

いきなり素人が「面白い」文章を書けると思いますか?
プロの作家さんでも、人を笑わせる文章って、
なかなか書けるものではありませんよ。
「モノ書き」にとっても「笑い」の文章はとっても高等テクニックなのです。
それを無理して素人が、面白く頑張って書こうとするから、


すごーい、シラケるんです。


下手な若手の漫才コンビを見ているような感じで、
舞台の上で自分たちが笑っているだけで、
観客はだーれも笑っていない……。
こんなメールマガジンは、読みたくもありませんよね。

確かに面白いメールマガジンであれば、
みなさんずっと読み続けてくれると思います。
でも、読み続けてくれるメールマガジンを書き続けるのは、
本当に本当に大変なことなんです。
プロの作家さんだって、なかなか読み続けさせる文章を書くのは
至難の業ですよ。ホント。
それにちょっと冷静になって考えてみてください。

ネット通販で売れているお店のメルマガって、
面白いですか?

楽天市場で売り上げ上位10店舗ぐらいのメルマガを読んでみたんですが、

腹を抱えて大笑い!
涙、涙の感動物語!
読まずにはいられない超大作!



そんなメルマガは1通もありません。



でも、売れてます。
そして会員数も多い。
広告費で集めたメール会員かもしれませんが、
とにかく、売れている店舗のメルマガは読まれているのは事実です。

なぜか?

メルマガの文章が面白かったり、
企画がぶっちぎりで面白かったり、
そういう問題ではないんです。

実はもっともっと根本的で当たり前のことで、
商品が良かったり、
買わせる「仕掛け」が良かったり、
キャッチコピーが良かったり、
そういうポイントがしっかり抑えられているから、
別にメールマガジンの「面白さ」に頼らなくてもいいんですよね。
そもそも、「買い物」を楽しむお客様に、
「笑い」は必要ありませんよね。


ただーし!


売れている上位10店舗のメルマガの共通点をあえて言わせていただければ、
文章は下手ではありません。
ちゃんと読ませる文章を書いています(例外もありますが……)。
でも、この「ちゃんと読ませる文章」を書くのが、
実はとってもとっても難しいんです。

ネット通販系のメールマガジンが文章が下手なのは仕方のないことだと思います。
文章のイロハも分からないのに、
いきなり「人に伝える文章」というのが書けるわけがありません。
今まで健康食品や海産物や野菜を売ってきた経営者に、
「さー、書け!」って言ったって、無理ってもんです。
ペーパードライバーに、
いきなりF1のレーシングカーに乗せるようなものですよ。冗談じゃなくて。
日本語は読み書きできるけど、
いきなり芥川賞の小説を書けって言っているような状況と同じです。


でも。


ペーパードライバーでも、コツを覚えて、ある程度の訓練をすれば、
絶対にF1を運転することはできます。
で、ちゃんと「F1ドライバーになるんだ!」という、
強い意志を持てば、早くクルマを走らせることだって可能です。

ネット通販運営者は、
「売り上げを伸ばすんだ!」という強い意志を持ってください。
その目標をしっかり持っていれば、絶対に上手な文章を書くことはできます。
メールマガジンが面白い必要なんてありません!


「伝えることが大事なんです」


伝えることができれば、商品は売れます! 絶対に!
だから、無理してメールマガジンで人を笑わす必要はないですからね。
安心してください(笑)。
自分の身の回りで起きたエピソードや、商品開発ストーリーを、
ちゃんとしっかりした日本語で伝えて、そして商品を売ることが、
メールマガジンの使命なんですから!


━━━━━【ボカン教訓】━━━━━━━━━━━━━━━

「面白さ」より「伝える」メールマガジンを書きましょう。
また、強い意思のもと、練習さえしっかりすれば、
売れるメルマガは必ず書けるようになります。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


以上を持ちまして、今回のサンプル版は終了です。
みなさん、購読してくれる気持ちになりました?

今回はメールマガジンの「心構え」みたいな漠然としたことを書きましたが、
もっと実践で役立つようなことを、今後は書いていきたいと思います。

「こんなこと知ってるよぉ~」って内容もあるかもしれませんが、
10回メルマガ読んで、1回でもためになるようなことが書いてあれば、
「みっけもん」ぐらいだと思ってください。

もちろん、メールマガジンのノウハウ以外にも、
商品の開発、企画運営方法、マスコミ戦略等、
実際のネット運営で役に立つノウハウをお伝えしていきたいと思いますので、
みなさん、ぜひぜひ購読のほど、よろしくお願いしますね!


それでは!
次は本号でお会いしましょうね!

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